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【WOODLITY】木の表彰盾って、どうなんだろう。

  • タイムアイコン2026.10.15.

【WOODLITY】木の表彰盾って、どうなんだろう。

【WOODLITY】木の表彰盾って、どうなんだろう。

表彰盾って、クリスタルのものが多いですよね。

あれ、きれいですよね。

透明でキラキラしていて、いかにも立派な賞をもらった感じがする。

木材屋の私が言うのもなんですが、木で作った表彰盾って、どうしても野暮ったくなりがちなんです。

木には温かみがあるとか、自然素材の良さがあるとか、よく言われます。

もちろん、そのとおりなんですけど。

でも、それだけではクリスタルの華やかさにはかなわない。

じゃあ、木で作る意味って何だろう。

そんなことを考えていました。

クリスタルって、基本的には眺めるものですよね。

手に取ることはあっても、どちらかというと見て楽しむもの。

でも、木は違うんです。

触ってみたり、匂いを嗅いでみたり。

ヒノキなんかは、顔を近づけると独特の香りがする。

木目も一つひとつ違うし、手に持ったときの感触も違う。

考えてみると、木って目だけで楽しむものじゃないんですよね。

そう考えると、木の表彰盾も悪くないんじゃないか。

いや、むしろ面白いんじゃないかと思い始めました。

で、ちょっと変わった形にしてみた。

どうせ作るなら、普通の四角い表彰盾じゃ面白くない。

かといって、奇抜な形にすればいいというものでもない。

そんなことを考えているうちに、今回の形が気になりました。

左右非対称で、面ごとに角度が違う。

なんとなく、彫刻みたいな形です。

これ、木で作れるんだろうか。

作ったら、どんな感じになるんだろう。

正直、そこが一番気になったんです。

何か特別なコンセプトがあったわけでもありません。

ただ、作ってみたかった。

それで、ヒノキの無垢材を使って作ってみました。

木材に墨付けをして、角度を確認しながら切り出していく。

実際に形になってくると、想像していたものとはまた違った印象になります。

正面から見た感じと、斜めから見た感じも違う。

木目の見え方も変わる。

で、完成してみると、これがなかなかいい。

周りの人にも見てもらったんですが、思いのほか評判がいいんです。

こういうのって、うれしいですね。

自分が面白いと思って作ったものを、ほかの人も面白がってくれる。

ものづくりをしていて、こういう瞬間はやっぱり楽しい。

木って、ちょっと面倒くさい素材なんです。

今回使ったのはヒノキです。

木目も色合いも、一つひとつ違います。

同じ形に加工しても、まったく同じものにはならない。

木材屋を長くやっていると、それが当たり前になってしまうんですが、よく考えると不思議な素材ですよね。

工業製品だったら、同じものを同じように作ることが求められます。

木も寸法や形は揃えますが、木目までは揃えられない。

しかも、反ったり、割れたりすることもある。

なかなかこちらの思いどおりにはなりません。

木の個性なんて言えば聞こえはいいですが、仕事として扱うには面倒なことも多いんです。

でも、だからこそ面白い部分もある。

きれいに揃ったものにはない、何かがあるんですよね。

その「何か」をうまく説明するのは難しいんですが。

長年木を扱っていても、まだまだ知らないことがあります。

表彰盾って、もらったあとどうなるんだろう。

今回の表彰盾には「NANO OF THE YEAR 2025」という文字を入れました。

名前やメッセージも入れられるようにしています。

作りながら、ふと思ったんです。

表彰盾って、もらったあと、どうしているんだろう。

会社の棚に飾ったり、自宅に持ち帰ったり。

ずっと大切に飾っている人もいれば、いつの間にかしまってしまう人もいるでしょう。

でも、木だったら、たまに手に取ってみたくなるんじゃないかな。

ヒノキの香りを嗅いだり、木肌を触ってみたり。

そういう楽しみ方があってもいいと思うんです。

表彰盾って、飾るためのものだと思っていたけど、別に飾るだけじゃなくてもいい。

そう考えると、木で作る意味が少し見えてきた気がしました。

木に関わる人に、使ってもらえたら。

この表彰盾、誰に使ってもらいたいかと考えると、やっぱり木に関わる人たちなんです。

建設会社や工務店、設計事務所。

林業に関わる人たち。

それから、福岡市の木や地域の森林資源に関心を持っている企業や団体。

そういう人たちに喜んでもらえたら、うれしいですね。

例えば、木を使った建物づくりに携わった人への表彰だったり、会社の周年記念だったり。

木に関わる仕事をしている人が、木の表彰盾をもらう。

それって、なんだかいいなと思うんです。

もちろん、木に関係のない仕事の人にも使ってもらいたいですけどね(笑)。

木材屋が、こんなものを作っています。

私たちは、もともと木材を販売する会社です。

住宅に使う柱や板などを扱っています。

それが今では、レーザー加工やUV印刷を始めて、看板や店舗什器、記念品なども作るようになりました。

今回のような表彰盾も、そのひとつです。

木材屋なのに、いろいろなものを作っている。

ときどき何屋なのかわからなくなります。

でも、木を扱うという意味では、どれも同じなんです。

木を材料として販売するのも、何かの形に加工するのも、私たちにとっては木の仕事。

ただ、木を材料として見るのと、商品として見るのとでは、少し考え方が変わります。

例えば、一本のヒノキ。

柱として使えば、建物を支える材料になる。

小さく切って加工すれば、記念品になる。

同じ木なのに、使い方でずいぶん変わるものです。

そういうことを考えていると、木材屋にもまだまだできることがあるんじゃないかと思うんです。

そんな思いから、WOODLITYというオリジナルブランドで商品開発をしています。

これ、商品にしてみようかなと思っています。

今回の表彰盾は、試しに作ったものですが、思いのほか評判がよかったので、商品として販売することも考えています。

企業の社内表彰や周年記念、各種アワードなど。

名前やロゴを入れて、その会社だけの表彰盾にする。

そんな使い方ができたら面白いんじゃないでしょうか。

ただ、作ることと売ることは、また別の話なんですよね。

自分たちがいいと思っても、必ずしも売れるわけではない。

これが難しい。

でも、だからといって何も作らなければ、何も始まらない。

まずは作ってみる。

人に見てもらう。

反応を聞いて、また考える。

今は、そんなことを繰り返しています。

木材屋の好奇心。

今回の表彰盾も、最初は「これ、作れるんかな?」という小さな疑問から始まりました。

作ってみたら、思った以上に面白かった。

周りの人にも喜んでもらえた。

だったら、もう少しやってみようかな。

そんな感じです。

大げさな話ではありません。

ただ、長年木を扱っていると、木のことはよく知っているつもりになってしまいます。

でも、ちょっと違うことをやってみると、まだ知らなかった木の面白さに気づくことがある。

それが、今の私には楽しいんです。

木材屋だから、木材だけ売っていればいい。

そういう考え方もあると思います。

でも、せっかく木を扱っているんだから、もう少しいろいろなことをやってみたい。

これからも、そんな好奇心を大切にしていきたいと思っています。

⸻

木で、「こんなのできる?」を形に。

ナノナノファクトリーでは、店舗什器・ディスプレイ・看板・ノベルティ・オリジナル商品など、木を使ったものづくりを行っています。

木材の選定から加工、レーザー加工、UV印刷、組み立てまで。

「こんなもの、木で作れるかな?」

そんなアイデアがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

株式会社ひぐち木材/ナノナノファクトリー

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