制作実例
WORKS
世田谷ベースすきなパイセンへの贈り物@うしろのベースin那珂川
- 2021.04.01.
所ジョージさんの世田谷ベースって男なら一度は訪れてみたい憧れの場所ですよね!そんな世田谷ベースが大好きな先輩が那珂川の山の中に掘っ立て小屋を購入してなんとセルフリノベーションをやっていくと聞いたのでいてもたってもいられなくなりました。
世田谷ベース!?
言わずと知れた所ジョージさんの秘密基地です。所さんの趣味や生き方がつまったボックスていうかなんというか、とにかく男ならあのテイストに憧れを抱くはず。バイクやミリタリーに疎いぼくでもなにか惹かれるものがあります。やっぱ秘密基地って響きでしょうか・・・。じつはうちのナノナノファクトリーも秘密基地っぽく仕上げてきてます。
セルフリノベーション
数年空き家状態だった建物込みの土地を購入されてたみたいで、廃墟と化してたようです。もちろん、そのまま使用するには・・・。聞いた話ではまわりの杉の木の枝なども日のあたりが悪いのでカットしたらしい。
そこで木材屋でもある僕のところに連絡されてきたわけです。
パイセン:『ひぐちくん不要なもくざいとかないの???』
ボク:『めちゃめちゃありますよ♪(小躍り)』
パイセン:『近いうちに取りに行くけん出しといて_お金払うけん』
ボク:『なにをおっしゃられますかー無料でお渡ししますよ!もちろん!だってほぼほぼ引き上げ品なんですよ。みんな第2の人生謳歌したがってます!しかも大自然のなかで最高です』
住宅建設現場の木材事情
縁あって私どもの木材販売店ひぐち木材では毎日福岡のどこかの街に木材をお届けしています。その中で気づいたことをお話ししますね。住宅を建設するには土台、柱、桁と言われる構造材。母屋、束、棟、垂木などの屋根材。間柱、筋交い、まぐさ、野縁、胴縁などの羽柄材。大雑把に分けてこのような種類があります。現在は全ての材をプレカット工場で加工して現場へ運び大工さんが組み立てる流れです。CP(CAD)での管理になるので加工する木材においては寸分の狂いもなく拾い出される訳です。一方、未加工材の拾い出し・・・なんと「坪あたり何本」という原始的な拾い出しと聞きます。工法や仕様により本数は違いが会うのは当然です。面白い話ですが、全く同じ姿かたちの新築住宅が並んで建てましたが大工さんにより使う数量が違ったという例もあります。(管理されてない) 当然、材が現場で不足したり大量に余ったりしていく訳なんですね。そうやって余った材の引き上げ依頼が弊社にあるのです。なんてこったでしょ!? まだ使える木材が廃棄コンテナに滅多斬りされて処分されていく姿なんてみたくないですよね。
木材ロス問題
材料不足なこんな時期だからこそみなさんが意識して生産者の方が何十年に渡り育て上げてきた木材という財産を大切に取り扱っていきましょう!
ケヤキという特別な木で看板制作
杢目ビューティなケヤキ。
『木目が美しく、磨くと著しい光沢を生じる。堅くて摩耗に強いので、家具・建具等の指物に使われる。日本家屋の建築用材としても古くから多用され、神社仏閣などにも用いられた。現在は高価となり、なかなか庶民の住宅には使えなくなっている。
伐採してから、乾燥し枯れるまでの間、右に左にと、大きく反っていくので、何年も寝かせないと使えない。特に大黒柱に大木を使った場合、家を動かすほど反ることがあるので大工泣かせの木材である。また、中心部の赤身といわれる部分が主に使われ、周囲の白太は捨てられるので、よほど太い原木でないと立派な柱は取れない。
1940年、戦時色の強まった日本では、用材生産統制規則により特定の樹種について用途指定を実施。ケヤキ材の使用用途については軍需、内地使用の船舶、車両用に限られることとなった』(ウキペディアさんより抜粋)
もともと銘木屋さんに眠ってたケヤキさんを起こしてもらい看板用に数枚加工しておいたものの一枚です。(数枚在庫あり)
とっておきの時に出してくるヤツって感じかなw ロゴや会社名を彫刻すると杢目と木理に文字が溶け込んで素晴らしさが引き立ちますね。そう!世界で一つの完全オリジナル。世田谷ベース好きということなんで文字はステンシル文字、ロゴはアメリカ空軍のイーグル。シンプルに配置。完璧です。当初はケヤキと世田谷ベースの組み合わせって変じゃないという先入観ありましたが簡単にぶっ飛びました。
先輩、第2の人生謳歌されてて素敵です!!僕は海方面探してみます!!いい土地知ってるよって方ご一報ください!!
看板制作依頼で、木の選定からデザイン、加工までワンストップでお受けできるのはナノナノファクトリーだけです。