店長日記
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オイルショックならぬウッドショック。市場に木材製品が集まらない事態に。
- 2021.04.03.
明日はどっち。起こるべくして起きたウッドショック。
ウッドショック!?な木材業界。
木材が市場から消えた
木材市場に木材がない!?
海外の製材工場が稼働してない!?
コロナ禍で海外の工場が100%稼働してない。
米国、中国の住宅建設が好調!?
輸入材である(米松、ホワイトウッド、赤松、SPF)が米国の住宅着工爆伸び(低所得者向けアパート?)中国向けの需要過多で日本までまわってこない。
コンテナが不足!?
輸送に使用するコンテナ不足しているちいう深刻な問題。上海まで来てるけどコンテナの関係で日本に遅れない。ある木材商社によると昨年の12月発注分のホワイトウッドが未だに入荷していないとのこと。
輸入材が不足
昨年末より輸入材の入荷量が極端に減りだしていたが今年に入りその流れが一気に加速した。2月の話では大那波に入港が遅れて4月には落ち着くのではないのかなと希望的観測!?価格も徐々に上がりだしてきていた。
SPFは秋ごろには底をつくとのこと。入荷予定ゼロ。
国産材への仕様変更
大手ビルダーがこぞって代替え材探しに走り出していきだす。有無を言わさず、国産へシフトで杉材の重要が高まっていくのである。九州の製材所も単価の高い関東からの依頼に答えていくいつもの流れ。徐々に木材市場への入荷量が減っていく。製材所へ納期を催促してもまともな返答がなかったと聞く。
プレカット会社の対応
プレカット会社(木材を大工さんの代わりにカットしたり刻んだりするところ)が受注制限(新規受注)と生産量を減産(棟数減らす)の動き(家を建てれない)がチラホラ聞かれだしたと思った矢先。大手木材製材所が4/1より段階追って値上げを行っていくとアナウンスがある。これは一大事!!木材の受注も制限していくらしい。動揺が走る・・・。
さぁどうなるこの業界。今までに経験したことない非常事態に。こういった時に見られる出し惜しみ、買占め等の行為も原因のひとつにあるのかな?現にコロナ禍の影響!?で日頃閑散としていた木材市場の市日が売れまくっていたという話。冷静に対処していきましょう。きっとこの困難も過ぎ去っていくものですよ。明るく前向きに落ち着いて。
(2021/4/19追伸)
4000*30*45、4*45*45、はなんとか手配出来てはいます。価格は木材屋さん仕入れで15~20%高です。5月はさらに上がると思います。
(2021/4/20)
杉kd3000*45*105の芯込み手配済み。